あびくんを飼うきっかけとなったこと。(0歳)
この写真を、大切に保管している。
あびくん、0歳。
この時、生後3ヶ月。
札幌市内の西友内にある、ペットショップからもらってきた猫である。
あびくんを飼う前、
私はアッシュという名の猫を飼っていた。
アメリカンショートヘアーのメス猫で、
それはそれはやんちゃな猫だった。
そのアッシュが不慮の事故で死んでしまい、
その後一年、私は喪に服した。
その一年がどれだけ寂しい期間であったか、
飼い猫を亡くしたあなたならお分かりのことと思う。
一年が経ち、
アッシュ喪失の痛手から立ち直りつつある頃、
もらってきたのがあびくんだ。
あびくんはペットショップに並ぶカゴの中で、
他の雑種猫4匹とともにいた。
あびくん以外の猫は手前の柵にしがみついて、
私に向かってガシガシアピールしてきていた。
なのにあびくんだけはカゴの奥で、
ひとりゆったりと座っていた。
おお。なんたる余裕。
アッシュはやんちゃすぎたから、
今度はあのくらい落ち着いた猫にしよう。
それがあびくんをもらってくるきっかけだった。
まだ生後3ヶ月のあびくんは、
手のひらに乗るくらい小さかった。
それはそれはかわいくて、
まあ、写真の通りである(〃∇〃)
あの写真は、
自分の足の間から、
あびくんの真上から撮ったポラロイド写真だ。
残念なことに、
自分の足が写ってしまっている。
(写真の枠あたりの茶色いボケた部分)
この写真を私は、
22年間、大切に保管している。
22年前のあの頃と、
何ら変わらぬかわいさで、
今日もあびくんは元気でいる。
私の予想では、
あびくんは後2年、生きると思っている。
猫又あびくんは、
24歳になるであろう。
その時まで、
あびくんの生存日記はつづくのだ。
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